2016年3月19日土曜日

二宮正治小説:安倍総理のため息:第2回:新連載

18日夜安倍晋三は北朝鮮がミサイルを発射した事に際し、

「一刻も早く防衛システムを確立しておかないと取り返しのつかない事になる」

 心の底でこう思った。

日本の米軍基地が攻撃される可能性が十分にあるからである。

そうなったら政権は崩壊する。

「あってはならない事だ」

 安倍晋三はフーとため息をついて自分に言い聞かすように、

「必ず日本の将来のためにやり遂げる」

 こう誓った。

「アジア各国の内乱にも備えないと」

 こう呟くと、いつの間にか妻の昭恵がそばに来ていて、

「リラックス、リラックス」

 こう言って優しく安倍晋三の肩を叩いた。

「ありがとう」

 安倍晋三はこの日初めて普通の男の顔になった。

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